事業内容SERVICE

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内装仕上工事とは?

建物の快適性を仕上げる仕事です。

内装仕上工事とは、コンクリートなどで造られた建物の内部に、天井・壁・床の仕上げや畳・ふすまの工事、防音などを施し、そこで生活する人が安全で快適に過ごせる空間をつくる仕事です。建物の骨組みの上に行う最終工程であり、見た目だけでなく住み心地や機能性にも大きく関わる重要な工事です。

内装仕上工事の具体的内容

内装仕上工事もの具体的内容は、天井・壁・床の仕上げや間仕切り工事、畳・ふすま・家具工事、防音工事など、建物内部を整える工事の総称です。インテリア工事やブラインド設置、障子の張替えなども含まれ、リフォームでも多く行われています。生活に直結する空間づくりを担う重要な工事です。

内装仕上工事に必要な技能

内装仕上工事には多様な技能が必要で、軽量鉄骨などで天井や壁の骨組みをつくる鋼製下地組立、石膏ボードなどを貼るボード張り、壁紙を仕上げる壁装、床材を施工する床仕上など、各工程を専門の職人が担います。近年では、複数の工程をこなす多能工も増えています。

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軽天工事

内装の骨組みをつくる工事

軽天工事は、軽鉄工事やLGS/PB工事とも呼ばれ、躯体工事後に行われる内装の初期工程です。軽量鉄骨を用いて天井や壁の骨組みや下地をつくる工事で、その後の仕上がりや居住性に大きく影響します。LGSは軽量鉄骨、PBは石膏ボードを指し、主に店舗や病院などで広く行われています。

軽天工事のメリット

軽天工事は昭和50年頃から普及した内装工事で、軽量鉄骨を用いて天井や壁の骨組みや下地をつくる工法です。従来の木造に比べて工場製作や現場加工がしやすく、施工のスピードアップやコスト削減が可能になりました。また、湿気やシロアリに強く、不燃材料として防火性にも優れており、リサイクルも可能なため環境にも配慮された工法です。主に店舗や病院などで広く採用されています。

軽天工事の工程

軽天工事は、まず間仕切りラインに沿って床と天井へ墨出しを行い、位置を正確に決めることから始まります。その後、軽量鉄骨で天井や壁の骨組みを組み立て、必要に応じて断熱材を入れます。次にプラスターボードを貼り付け、継ぎ目をパテで平らに仕上げます。また、壁内には電気配線などもこの段階で施工し、開口部を事前に設けます。下地の精度が仕上がりを左右する重要な工程です。

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天井の内装仕上

下地の上に仕上材を施す天井の工事

天井の内装仕上工事では、軽天工事などでつくられた下地の上に、化粧合板やプラスターボード、ケイ酸カルシウム板などの仕上材を貼って仕上げます。下地の状態や配管・断熱材の有無によって施工方法が異なり、空間を確保する場合は野縁工法、精度が高く空間が不要な場合は直張り工法が用いられます。天井は見た目だけでなく、防音や断熱など快適性にも関わる重要な工程です。

天井の役割

昔の家には天井はありませんでした。今でも囲炉裏のあるような田舎の民家では天井がなく、梁が剥き出しになっているところもあります。天井がなくても家を建てることは可能です。それでは、なぜ天井がある家が一般的になったのでしょうか。

ほこりやチリの落下防止
屋根裏は梁が複雑に入り組み、ほこりやチリが溜まりやすい場所です。照明も届きにくいため気づきにくいですが、そのまま放置すると室内へ落下する恐れがあります。天井はこうしたほこりやチリが室内に降りてくるのを防ぎ、清潔で快適な生活空間を保つために重要な役割を果たしています。
温度・湿度の調整
天井には、室内の温度や湿度を調整する役割があります。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、天井がない場合や高すぎる場合は熱が逃げやすく、断熱性が低下します。一方で低すぎると熱や湿気がこもりやすくなります。そのため適切な高さの天井を設けることで、室内環境を安定させ、快適な温度・湿度を保つことができます。
悪臭を抑える
生活をしていると様々な臭いが発生してしまいます。そういった臭いは、空気と一緒に下から上に向かうことが多いのですが、防臭素材の入った天井はそれらの臭いを吸収・分解して解消してくれます。
収納
梁が露出している昔の建築では難しいことの一つに、天井裏の収納スペースの活用があります。天井裏は高所にあるため出し入れは手間がかかりますが、使用頻度の低い物の保管場所として有効に活用できます。ただし、ほこりが溜まりやすい環境でもあるため、定期的な掃除や管理が必要です。天井裏は限られた空間を有効利用できる反面、維持管理にも注意が求められます。
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壁張り工事

壁の下地に内装材を貼って仕上げる工事

壁張り工事とは、壁紙やタイルなどの内装材を壁の下地に施工する工事です。下地の精度や目的に応じて工法が異なり、仕上がりが良い場合や空間が不要な場合は直貼り工法を用います。一方、断熱材の設置や下地調整が必要な場合は胴縁工法が使われます。胴縁は壁の下地に内装材を取り付けるために設ける水平材で、安定した仕上がりを支える重要な役割を持ちます。

壁材の種類とメリット・デメリット

壁の内装材は、部屋のデザインだけでなく、メンテナンス性や断熱性、耐久性、費用にも大きく関わる重要な要素です。用途や好みに合わせて適切な壁材を選ぶことが大切です。

クロス

壁や天井に貼って室内を仕上げる装飾材です。布クロスや紙クロスもあります。

メリット
  • 費用を安く抑えられる
  • 扱いやすく施工しやすいため工期が短い
  • 特にビニールクロスは加工が容易
  • 花柄や木目調などデザインが豊富
  • 中性洗剤を使って汚れを拭き取れる
  • 掃除がしやすくメンテナンス性に優れている
デメリット
  • 結露しやすい
  • 貼り合わせた部分が剥がれてくる場合がある

塗り壁

日本で昔から用いられてきた調湿性・防火性・防音性に優れた壁の仕上げ材です。

メリット
  • 調湿性に優れている
  • 防火性が高い
  • 防音性がある
  • デザインや質感の種類が豊富
  • 漆喰は顔料で色付けでき、デザイン性が高い
  • 日本の気候(高湿度)に適している
デメリット
  • 汚れが付くと掃除が難しい
  • 砂壁は特に汚れが落ちにくい
  • 左官職人の技術で仕上がりが左右される
  • 施工費用が高い
  • 工期が長い
  • プラスターは水回りに不向き(防水性がない)

木材

木の風合いや質感を活かし、経年変化も楽しめる自然素材の壁材です。

メリット
  • 木目や素材の風合いを楽しめる
  • 経年変化によって趣が増す
  • 高級感を出せる(特に無垢材)
  • ナチュラルな雰囲気を演出できる(合板)
  • デザイン性が高い(シナ合板は家具や建具にも使用)
デメリット
  • 経年劣化に弱い
  • 湿気を吸いやすい
  • 反りや割れが発生しやすい
  • 無垢材は特にひび割れが起きやすい
  • 定期的な塗装などメンテナンスが必要
  • 梅雨時など湿気の多い環境に弱い

タイル

耐久性や耐水性に優れ、水回りなどに使われる装飾性の高い壁仕上げ材です。

メリット
  • 外壁にも使われるほど耐久性が高い
  • 衝撃に強く壊れにくい
  • 耐水性に優れている
  • キッチン・浴室・洗面所など水回りに適している
  • 汚れが水拭きで落としやすく手入れが簡単
  • デザインや色・模様の種類が豊富
  • 組み合わせでオリジナルデザインが楽しめる
デメリット
  • 施工コストが高い
  • 使用面積が広いと費用が大きくなる
  • 浴室などでは下地にカビが発生しやすい場合がある
  • 換気や水気の処理など日常的な管理が必要
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間仕切り工事

室内空間を用途に合わせて区切る工事

間仕切り工事とは、建物の室内空間を用途に応じて区切るために壁やパネルなどを設置する内装工事のことです。LGS(軽量鉄骨)や木材などで骨組みをつくり、石膏ボードなどを張って壁を形成します。固定された壁だけでなく、レイアウト変更がしやすい可動式や軽量なパーティションもあり、オフィスや店舗などで多く採用されています。空間の使い方を柔軟に変えられるのが特徴です。

壁と間仕切りの違い

間仕切りは、オフィスやビルなどでレイアウト変更や用途変更に柔軟に対応できる仕切り工事です。固定された壁とは異なり、空間を区切りつつも移設や再利用が可能で、レイアウトの変更や引っ越し時にも対応しやすいのが特徴です。必要に応じて簡単に空間を分けられるため、限られたスペースを効率よく活用できる便利な内装工事です。

間仕切りの種類とメリット・デメリット

用途に合わせて様々な材質の間仕切りが用意されています。それぞれの特徴について見ていきましょう。

LGS(軽量鉄骨)

間仕切りの骨組みに用いられる耐火性に優れた内装下地材です。

メリット
  • 耐火性に優れている
  • スチールパーティションよりコストが低い
  • 仕上材によって木目調やクロスなどデザインの自由度が高い
デメリット
  • スチールパーティションより工期が長い
  • 再利用や組み換えが出来ない

ガラスパーティション

視線を通しながら空間を仕切る内装用の間仕切り材です

メリット
  • 中が見えるため開放感がある
  • 空間を仕切りながら独立性も確保できる
  • 高級感がある
  • コストパフォーマンスに優れている
  • デザインの自由度が高い
デメリット
  • 完全受注生産のため納期が長い
  • 製作・施工に時間がかかる場合がある

スチールパーティション

木の風合いや質感を活かし、経年変化も楽しめる自然素材の壁材です。

メリット
  • 遮音性に優れている
  • 不燃性が高い
  • レイアウト変更(パネル組み換え)に柔軟に対応できる
  • アルミパーティションより表面仕上げがフラットで美しい
デメリット
  • LGS間仕切りやアルミパーティションより価格が高い
  • LGS間仕切りのような細かな加工や細工が難しい

アルミパーティション

軽量で施工性に優れたアルミ製間仕切り材です。

メリット
  • 軽量で施工しやすい
  • レイアウト変更に柔軟に対応できる
  • コストパフォーマンスに優れている
  • お手入れがしやすい
  • 学校・病院・倉庫など幅広く使用されている
デメリット
  • 遮音性に劣る
  • デザイン性がやや低い

ローパーティション

開放感と柔軟性を兼ね備え、用途に応じた空間をつくる間仕切り材です。

メリット
  • 開放感のある空間を演出できる
  • 解体・組み立てが簡単でレイアウト変更に対応しやすい
  • デザイン性と機能性に優れている
  • 高さや素材のバリエーションが豊富
  • 用途に応じた空間づくりが可能
デメリット
  • 遮音性・遮蔽性が低い
  • プライバシー性が完全ではない
  • 空調や音が回りやすい場合がある
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防音工事

音の出入りを抑え、快適な環境をつくる工事

防音工事とは、屋外の騒音が室内に入るのを抑え、また室内の音が外へ漏れるのを防ぐための工事です。生活音や外部の騒音を軽減し、落ち着いた住環境をつくる重要な役割があります。見た目には現れにくい工事ですが、気密性や断熱性の向上にもつながり、結露防止や省エネ効果も期待できます。なお、内装仕上工事における防音工事は一般的な住宅・建築物の対策を指し、ホールなどの音響設計は含みません。

防音工事の種類

防音工事には、目的や施工方法によっていくつかの種類があります。住宅やオフィス、施設など用途に応じて適切な工法が選ばれます。

窓の防音工事
窓は音の出入りが最も多い部分であるため、防音対策が重要です。代表的な方法として、防音サッシや二重サッシの設置、複層ガラスの使用があります。複層ガラスは2枚のガラスの間に空気層や真空層を設けることで音の伝わりを抑えます。ただし、ガラスだけを強化してもサッシの隙間から音が漏れるため、気密性の高いサッシを組み合わせることが効果的です。
壁の防音工事
防音工事には、主に「遮音工事」「吸音工事」「防振工事」の3種類があります。遮音工事は音の出入りそのものを抑えるもので、壁や床などに遮音材を使用します。吸音工事は室内の音の反響を減らし、音を吸収することで聞こえ方を改善します。防振工事は振動によって伝わる音を抑えるもので、機械音や足音などの対策に効果的です。これらを組み合わせることで、より高い防音性能を実現できます。
床・天井の防音工事
床や天井は騒音トラブルの原因になりやすく、上下階の足音や物音が強いストレスになることがあります。そのため、防音・遮音対策が重要です。床の防音工事では、特殊なスポンジマットや防音カーペットなどを使用し、衝撃や振動を吸収・分散することで音の伝わりを抑えます。ただし、素材によっては音を軽減するだけのものもあり、床そのものに伝わる音を抑える効果の有無には違いがあります。
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